発表番号 | 論文名 | 著者 |
---|---|---|
1 | 飲食店従業員の感情労働がワーク・エンゲイジメントに与える影響 | 篠原 有貴(川崎医療福祉大学大学院)
谷原 弘之(川崎医療福祉大学) 瀧川 真也 (川崎医療福祉大学) |
2 | 入職3年以内就業者のキャリアコミットメントと未来展望が職業性ストレスに及ぼす影響―一般企業就職者と看護職員の比較を通しての検討― | 山岡 大聖(川崎医療福祉大学大学院)
谷原 弘之(川崎医療福祉大学) |
3 | 人生の目的意識と精神的健康との関係―ネガティブな日常生活出来事に対する有益性発見の媒介効果― | 福本 真(川崎医療福祉大学大学院)
水子 学(川崎医療福祉大学) |
4 | 通所サービスを利用する高齢者の居場所感と主観的幸福感の関連について | 安信 陽菜(川崎医療福祉大学大学院)
進藤 貴子(川崎医療福祉大学) |
5 | 大学生における本来感が援助要請スタイルを介して心理的ウェルビーイングおよび抑うつに及ぼす影響 | 酒巻 里菜(川崎医療福祉大学臨床心理学科)
福岡 欣治(川崎医療福祉大学) |
6 | ソーシャルサポートの可視性および送り手との親密性が受け手の感情と評価に及ぼす影響 | 寒川 美結(川崎医療福祉大学臨床心理学科)
福岡 欣治(川崎医療福祉大学) |
7 | 歩行時のスマートフォン使用を抑制する心理的規定因 | 難波 志帆(川崎医療福祉大学大学院)
髙尾 堅司(川崎医療福祉大学) 水子 学(川崎医療福祉大学) |
8 | 接近者の瞬目回数はパーソナル・スペースに影響を及ぼすのか? | 坂本 蓮(吉備国際大学大学院心理学研究科)
橋本 翠(吉備国際大学大学院心理学研究科) |
9 | ファンの喪失体験と回復過程 | 杉原 まるみ(川崎医療福祉大学大学院)
進藤. 貴子(川崎医療福祉大学) |
10 | 性犯罪神話の受容に対する性犯罪に関する知識と両面価値的性差別主義の影響 | 國司田 菜々(川崎医療福祉大学大学院)
福岡 欣治(川崎医療福祉大学) |
11 | 時間的態度・時間的頻度・時間的志向性が抑うつ傾向に及ぼす影響 | 張 澤(岡山大学)
堀内 孝(岡山大学) |
12 | 基本色と基本図形の調和関係―SD法による検討― | 周 宇暉(岡山大学)
堀内 孝(岡山大学) |
13 | 子どもに寄り添う遊びが発達の気になる子どもをもつ養育者の愛着意識と育児自己効力感に及ぼす影響 | 岩崎 里歩(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 門田 昌子 (川崎医療福祉大学) |
14 | SNS利用行動尺度作成の試み | 能仁 結衣(吉備国際大学大学院)
村上 勝典(吉備国際大学) 宇都宮 真輝(吉備国際大学) |
15 | 大学生の発達障害の特性をもつ人との交流行動に関する自己効力感に影響を及ぼす要因の検討 | 杉本 由衣(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 池内 由子(川崎医療福祉大学) 寺嵜 正治 (川崎医療福祉大学) |
16 | 陰性感情抑制傾向とセルフコンパッションが愚痴コーピングの選択に及ぼす影響 | 小川 真観子(川崎医療福祉大学大学医療福祉学研究科)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 髙尾 堅司(川崎医療福祉大学) 寺嵜 正治 (川崎医療福祉大学) |
17 | 幼児期における気質と社会情動的発達の関連に対する愛着安定性の調整効果 | 清水 光弘(放送大学岡山学習センター) |
18 | 教室復帰に必要な友人サポートの検討―中学生・高校生時代に別室登校経験を持つ大学生の例― | 安原 直見(川崎医療福祉大学大学院)
進藤 貴子(川崎医療福祉大学) |
Meeting年次大会
岡山心理学会第69大会発表論文集
大会発表奨励賞
発表番号 | 論文名 | 著者 |
---|---|---|
7 | 歩行時のスマートフォン使用を抑制する心理的規定因 | 難波 志帆(川崎医療福祉大学大学院)
髙尾 堅司(川崎医療福祉大学) 水子 学(川崎医療福祉大学) |
11 | 時間的態度・時間的頻度・時間的志向性が抑うつ傾向に及ぼす影響 | 張 澤(岡山大学)
堀内 孝(岡山大学) |
特別講演
精神障害をもつ人の看護 ―看護師はどのように教育されるかー
鳥取看護大学 遠藤 淑美 先生
学会からいただいたタイトルは,まるで看護の教科書のようなタイトルである.そのタイトルで他領域の先生方へお話をする.これは,「働き方改革」に端をなすタスクシフト及びタスクシェアが具体的に推進される中,ますます「専門職連携教育 IPE」が重要になってきているからである.
看護学は,以前より心理学と深い関係にある.病いを持った人は,当然こころの不調もきたすために,心のメカニズムを看護師も理解する必要がある.そのため,ストレス理論,危機理論など,心理学によって確立されてきた中範囲理論を学ぶようになっている.当然国家試験問題としても出題される.
一方,看護師は,人であればだれでも行うだろう「療養上の世話」を業務独占とするものである.「誰でも行う」ことであるがゆえに,人々に看護学の専門性を説明することは大きな課題であった.
専門職連携教育IPEは,「お互いから学び,お互いについて学ぶ」ことをその定義としている.今回は,これまで臨
床心理学から多くの知を受け取ってきた看護師が,どのような教育のもとに,どのようなことを考え,どのようなかかわりをしているかを紹介することで,看護師と心理師の連携の一助になればとおもう.