発表番号 | 論文名 | 著者 |
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1 | 居住形態と生活適応の関連について | 藤本 日向子(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
2 | 福祉従事者が認知する防災上の課題(1)―地域包括支援センターの管理者の例― | 髙尾 堅司(川崎医療福祉大学)
佐々木 新(川崎医療福祉大学) 水子 学(川崎医療福祉大学) |
3 | 福祉従事者が認知する現場の防災上の課題(2)―障害者支援施設の例― | 佐々木 新(川崎医療福祉大学)
髙尾 堅司(川崎医療福祉大学) 水子 学(川崎医療福祉大学) |
4 | SNS利用と広告接触頻度が購買行動に及ぼす影響 | 藤原 美佳(岡山大学大学院社会文化学研究科)
福森 護(中国短期大学情報ビジネス学科) |
5 | インターネット利用動機の違いによる自己制御能力と孤独感のもたらすインターネット依存プロ セスの相違 | 澤井 知哉(川崎医療福祉大学大学院)
福岡 欣治(川崎医療福祉大学) |
6 | 女子大学生における家族の関わりと対人依存欲求 | 三宅 良実(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
7 | 大学生における家族の関わりと対人関係 | 栗原 三知子(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
8 | 大学生における恋愛依存者の幸福感について | 佐藤 済(川崎医療福祉大学医療福祉学部)
藤森 旭人(川崎医療福祉大学) |
9 | 両親同士の関係性と大学生の孤独感―ソーシャルサポートを含めた検討― | 福岡 欣治(川崎医療福祉大学) |
10 | 子どものインターネット・ゲーム依存について① ~その概観と津島児童学院入所児童の実態から~ | 川上 雅司(津島児童学院)
小松原 誠二(津島児童学院) |
11 | 子どものインターネット・ゲーム依存について②~津島児童学院の支援例から~ | 小松原 誠二(津島児童学院)
川上 雅司(津島児童学院) |
12 | ダウン症児への書字指導~ICTの活用~ | 金城 直理(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
13 | 知的障がい児のための療育グッズの作成―数概念の形成― | 高谷 麻衣(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
14 | ストレスマネジメント教育によるストレスへのとらえ方への変化 | 深田 あゆみ(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
15 | 大人のASDの内的世界への接近・理解―RADWIMPS「棒人間」の歌詞から― | 西野 将史(岡山市障害者更生相談所)
林 秀樹(川崎医療福祉大学大学院) 藤森 旭人(川崎医療福祉大学) |
16 | 親子関係が自傷行為傾向に与える影響 | 土居 正人(吉備国際大学心理学部心理学科)
三宅 俊治(吉備国際大学心理学部心理学科) |
17 | 認知機能・日常生活機能の自己評価が家族による他者評価よりも高いもの忘れ外来受診患者の特徴 ―DASC- 21(地域包括ケアシステムにおける認知症総合アセスメント)を用いて― | 吉武 亜紀(川崎医科大学附属病院臨床心理センター) |
18 | 非定型うつ病者と非定型うつ病傾向者における自我機能の差異 | 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学)
林 秀樹(川崎医療福祉大学大学院) 武井 祐子(川崎医療福祉大学) 藤森 旭人(川崎医療福祉大学) 保野 孝弘(川崎医療福祉大学) |
19 | 非定型うつ病者と非定型うつ病傾向者における防衛機制の差異 | 林 秀樹(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 藤森 旭人(川崎医療福祉大学) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) 保野 孝弘(川崎医療福祉大学) |
20 | 先天性身体障害者の障害受容を促進する要因に関する研究動向 | 山内 咲季(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 寺崎 正治(川崎医療福祉大学) 門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) |
21 | 女子大生における劣等感に対する援助方法 | 山根 亮子(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
22 | 学生相談室の現状と広報活動の改善について | 小原 舞花(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
23 | ||
24 | 「横縞」は「縦縞」よりも選択される傾向にある ―”右提示”の際に生得的に顕著である― | 三谷 惠一(岡山大学名誉教授 環太平洋大学名誉教授) |
25 | ミュラー・リヤー錯視に及ぼす3次元空間情報の効果 | 小西 賢三(吉備国際大学心理学部)
眞方 郁弥(吉備国際大学心理学部) 吉田 勇太(吉備国際大学心理学研究科) 橋本 翠(広島文化学園大学看護学部) |
26 | 多義図形の印象評価の試み | 佐田 吉隆(就実大学(非常勤)・神戸芸術工科大学(非常勤)) |
27 | プレッシャーがCounting spanとSpatial span課題成績に及ぼす影響 | 則武 良英(川崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科臨床心理学専攻)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 寺崎 正治(川崎医療福祉大学) 門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) |
28 | プライミング課題を用いた看護学生と他学科の学生における学習効果の差についての検討 | 吉田 勇太(吉備国際大学大学院心理学研究科)
大橋 誠(吉備国際大学心理学部) 橋本 翠(広島文化学園大学看護学部) 小西 賢三(吉備国際大学心理学部) |
29 | 青年期におけるなつかしい記憶の想起が精神的健康に及ぼす影響 | 瀧川 真也(川崎医療福祉大学) |
30 | 大学生はオノマトペを書き分けているか? | 三宅 亜衣(吉備国際大学心理学部)
森井 康幸(吉備国際大学心理学部) |
31 | 大学生の被養育体験が衝動性・攻撃性に及ぼす影響 | 栗栖 愛奈(川崎医療福祉大学医療福祉学部)
藤森 旭人(川崎医療福祉大学) |
32 | アルバイト動機づけ尺度の因子的妥当性に関する検討―在日中国人留学生を対象に― | 閻 琳(岡山大学社会文化科学研究科)
堀内 孝(岡山大学社会文化科学研究科) |
33 | 嘘行為に対する幼児の善悪判断 | 定守 加奈子(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 寺崎 正治(川崎医療福祉大学) 門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) |
34 | 子どもの気質特徴に合った親子ふれあい遊びプログラムの開発~実施1ヶ月後のアンケート結果 から~ | 武井 祐子(川崎医療福祉大学)
門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) 奥富 庸一(立正大学社会福祉学部) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) 岩藤 百香(川崎医療福祉大学) 寺崎 正治(川崎医療福祉大学) |
35 | 青年期の友人関係 | 松永 翼(山陽学園大学)
上地 玲子(山陽学園大学生活心理学科) |
36 | 大学生のアイデンティティの発達が自分への思いやりと利他的行動の関連に及ぼす影響 | 富田 浩嗣(社会福祉法人旭川荘津島児童学院)
進藤 貴子(川崎医療福祉大学) |
37 | 看護大学生の適応感に及ぼす要因の検討 | 橋本 翠(広島文化学園大学大学院教育学研究科)
久米 瑛莉乃(広島文化学園大学大学院教育学研究科) |
38 | 第二反抗期の有無が現在の親子の親密さに及ぼす影響について | 佐藤 克典(川崎医療福祉大学医療福祉学部)
藤森 旭人(川崎医療福祉大学) |
39 | 保育学生の承認欲求と子どもの見方との関連 | 土屋 智恵(倉敷市立短期大学専攻科保育臨床専攻)
門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) |
40 | 両親の養育態度がレジリエンスの形成に及ぼす影響―自尊感情を媒介として― | 藤原 奈々(川崎医療福祉大学医療福祉学部)
藤森 旭人(川崎医療福祉大学) |
41 | 小学校高学年における所属感と集団の閉鎖性がいじめ加害傾向に及ぼす影響 | 田中 有香(川崎医療福祉大学医療福祉学部)
進藤 貴子(川崎医療福祉大学) |
Meeting年次大会
岡山心理学会第65大会発表論文集
大会発表奨励賞
発表番号 | 論文名 | 著者 |
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4 | SNS利用と広告接触頻度が購買行動に及ぼす影響 | 藤原 美佳(岡山大学大学院社会文化学研究科)
福森 護(中国短期大学情報ビジネス学科) |
33 | 嘘行為に対する幼児の善悪判断 | 定守 加奈子(川崎医療福祉大学大学院)
武井 祐子(川崎医療福祉大学) 寺崎 正治(川崎医療福祉大学) 門田 昌子(倉敷市立短期大学保育学科) 竹内 いつ子(川崎医療福祉大学) |
特別講演
シンポジウム「新国家資格・公認心理師に求められる役割」 -公認心理師入門ー
東條 光彦 先生(岡山大学大学院教育学研究科 教授)
東條先生には、公認心理師とはどのような資格かを教えていただきました。
公認心理師法が平成27年9月9日に議員立法により成立し、第1回公認心理師試験が平成30年中に実施される予定です。受験資格は、1号ルートとして4年制大学において省令で定める科目を履修後に大学院において省令で定める科目を履修した場合、2号ルートとして4年制大学において省令で定める科目を履修後に省令で定める期間の実務経験をした場合、この他に当面5年間は経過措置が設けられ、現任者は5年以上の実務経験があり講習を受けた場合に受験資格が与えられます。養成を行う大学および大学院のカリキュラムも基準が設けられ、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野の科目を履修すること、および実践的な実習を行うことが紹介されました。
シンポジウム「新国家資格・公認心理師に求められる役割」 -医療現場の臨床心理士からみた公認心理師の展開ー
額田 敦史 先生(まきび病院 岡山県臨床心理士会 副会長)
額田先生には、精神科病院の臨床心理士として、これまでどのような役割を担ってこられたか、将来公認心理師を取得した際にはどのような働き方になるかを紹介していただきました。
まきび病院は、その人にとっての「当たり前の医療」を理念に掲げる、全国的にも珍しい“全開放”の精神科病院です。相談室に所属し、ケースワーカーの人たちと協働しながら日常を過ごされています。“全開放”を維持するためには職種の壁を越えたかかわりが必要であり、“心理職”というアイデンティティだけでなく、“精神医療従事者”としてのアイデンティティに支えられながらお仕事をされてきた様子が伝わってきました。
公認心理師が誕生後は、①訪問支援・アウトリーチ活動、②ケースマネジメントおよび関係機関との連携が増加すると予測されました。法律家の我妻栄先生(1897-1973)の「追うべき兎は二匹いる」を引用され、公認心理師としての責務を果たすには、理論と実践の両者を極めなければいけないことを提案されました。
シンポジウム「新国家資格・公認心理師に求められる役割」 -学校現場として公認心理師に期待することー
西山 久子 先生(福岡教育大学大学院教育学研究科 教授)
西山先生には、様々なデータをもとに、今学校現場で何が求められているかをリアルな視点でご提案いただきました。
文科省が推進している「チーム学校」では、①多様な専門人材が責任をもって学校に参画し、学校と地域の連携を強化すること、②校長のリーダーシップのもとに、学校のマネジメント機能が強化されることが紹介されました。教育相談体制は、従来は事後の個別事案への対応・支援に重点を置いていたところから、未然防止・早期発見・早期対応に移行し、問題発生から改善・回復再発防止までの一貫した支援体制、連携を目指し、コーディネーター役の教職員の配置が予定されていることを教えていただきました。
このような中で公認心理師が学校へかかわるには、心理学に関する理論および実践の力を十分備え、専門的な力量が発揮できる実践家でなければ受け入れられない可能性があることを示唆され、公認心理師への期待も含め、現実的なアドバイスをいただきました。